みなさん、こんにちは。
前回の 密着!サポセン17時「知って得する、ホントにあったお問い合わせ~7月~」 では、初めて「役に立った」のリアクションがあり、ゴキゲンでこの記事を書いているサポートセンターの當間です😊。
もし「役に立った」「役に立たなかった」のご意見がありましたら、記事下の「この記事は役に立ちましたか?」でリアクションいただけますと、今後の参考になりますのでよろしくお願いします!
ではさっそく、8月にいただいた総件数【159件】のお問い合わせの中から、みなさんのお役に立てそうな情報をお届けします★
今回のもくじ
- 思わず「おっ、これ設定してみよう!」となるお問い合わせ Best3
- Windows10 や Office製品のバージョンと、INSUITE/Sm@rtDBの依存関係は?
思わず「おっ、これ設定してみよう!」となるお問い合わせ Best3
今回は、INSUITE/Sm@rtDBをご利用のユーザーさまからいただいた「あるある」だなと思うお悩みをピックアップしました。さっそく、3位からご紹介します😊
3位 【INSUITE】自分以外のユーザーのスケジュールを削除したい
INSUITEに登録したスケジュールは、基本的に登録したユーザーのみが削除できる仕様ですが、どうしても開放したいスケジュールや施設があるときに登録ユーザーが不在だと困りますよね。
自分以外のユーザーが登録したスケジュールは、「管理権限ユーザ」、「グループのオーナー」、対象ユーザーの「秘書」であれば、削除することができるんです。


この設定が有効の場合は、管理権限ユーザーや秘書設定に関係なくスケジュールの削除ができてしまいますので、ご利用の際は注意してください。
■ファイルパス:/home/DreamArts/data/custom/sc_mode.dat
■パラメータ:all_editable=[0|1]
(0:通常の編集権限のチェックを行う[default]、1: 全てのスケジュールを編集可能とする)
2位 【Sm@rtDB】ビューの集合ツリー表示に、別バインダ文書の「タイトル」を設定したい
文書一覧で絞り込むときに便利なのが「ツリー設定」。自バインダ内にある項目だけでなく、紐づけた他バインダの文書タイトルをツリーの項目として設定できるのはご存知でしたか?
いまいちピンとこない方もいるかと思いますので、以下の図を例に説明します。
- ある会社で、「出荷管理バインダ」で、お客さまへの出荷状況を管理しているとします。
- それぞれの文書内では、「お客さま管理バインダ」で管理されているお客さま情報を参照しています。
- 「出荷管理バインダ」上に直接保持していない情報においても、参照先バインダの情報からツリーの項目として設定することができます。

フォーム定義>フォーム属性編集>文書タイトル定義 で任意のタイトルを設定しておく必要があるんだ。
ここで設定したタイトルが、ツリーの項目になるよ。設定方法は、以下を参考にしてね。
■文書に自動でタイトルを付けたい

ビュー定義>ツリーを表示させたいビュー>ツリー設定 タブで、参照先バインダの情報が入っている部品を選択するだけ★

複数バインダで連携している場合は、ぜひ設定してみてください。
1位 【Sm@rtDB】西暦が変わったら、自動採番部品の通し番号をリセットしたい
みなさんはSm@rtDBで「自動採番部品」を使っていますか?文書をわかりやすく管理するために、使っている方も多いのでは?と思います。
長く使うバインダだから、全文書を通して連番で採番するより「西暦 + 通し番号」のように、文書が増えてもわかりやすい番号をつけたいですよね。

■自動採番部品の採番ルールを条件によって変えることはできますか

最後に、ユーザーさまのクライアント端末に関する「よくあるお問い合わせ」を1件ご紹介します💻
Windows10 や Office製品のバージョンと、INSUITE/Sm@rtDBの依存関係は?
ご利用PCのOSが古くなった等で、会社全体でPCを入れ替えるタイミングがあるという企業さまも多いかと思いますが、 「クライアント環境が変わる」となると、システムがうまく動かないのではと不安になりますよね。
INSUITE/Sm@rtDB に関しては、基本的に各バージョンでサポート対象としているブラウザでご利用いただいていれば、OS や Office のバージョンに関わらずサポートいたします。
※各端末のOSでサポートされているブラウザをご利用ください。


ランキング3位の内容を作成中、テスト環境で検証をしていたら、設定が「all_editable=1」となっているのに気づかず
「どのユーザーで試しても、スケジュールが消せちゃう!仕様が変わったかな!?😱」と1人あたふたしていました。笑
INSUITE/Sm@rtDBは、柔軟に設定できる分、どこに影響が出るかを考えてきちんと設定しないといけないですね。という裏話でした★
来月もお楽しみに~!