maxHostConnections、maxTotalConnections、maxAccessの詳細について教えてください。また、permitRowsの上限値はそれぞれを合算した値となるのでしょうか。
maxHostConnections、maxTotalConnections、maxAccessはアクセス数の上限値を設定するパラメータとなります。設定を行う場合は、下記設定ファイルより行います。
設定ファイル:var/solr/install/conf/setup.conf
また、各パラメータの詳細は下記になります。
- パラメータ: maxAccess
説明:検索の同時アクセス数の上限値(設定可能値:1~10000)
アクセス数を超えると「全文検索の同時アクセス上限を超えました。暫く待ってから、再検索してください。」と表示されます。
- パラメータ:maxHostConnections
説明:閲覧権限をチェックするリクエストにおける「INSUITE(R)」のAPサーバと、「ひびき(R)Sm@rtDB」のAPサーバ1台当りの最大同時接続数。
Luxorは検索結果を出力した後、各データの閲覧権限を「INSUITE」のAPサーバに問い合わせを行います(複数台のAPサーバを指定することが可能)。 同時に多数のユーザが検索を行った場合は、APサーバの最大処理コネクション数を超過する場合があるため、この設定で1台のAPサーバに対する最大接続数を設定し、設定数を超えた接続要求がAPサーバに送られないようにします。ご利用環境のAPサーバが、どの程度接続数に余裕があるかを考慮して設定してください。
- パラメータ:maxTotalConnections
説明:閲覧権限をチェックするリクエストにおける「INSUITE」のAPサーバと「ひびきSm@rtDB」のAPサーバ全台への最大同時接続数。
maxHostConnectionsと同様にAPサーバへ最大接続数を設定します。maxHostConnectionsは1台当りの最大接続数を設定しますが、maxTotalConnections は全APサーバに対する最大接続数を設定します。
※maxHost,maxTotalについて
「INSUITE」/「ひびきSm@rtDB」のhostが同じ場合はそれぞれに設定値が反映されますが、hostが異なる場合は「INSUITE」/「ひびきSm@rtDB」の合計となります。
- パラメータ:permitRows
説明:検索結果のうち権限チェックをする対象の上限値(設定可能値:1~rowsの値)。
「INSUITE」/「ひびきSm@rtDB」の全体の合計の上限。permitRowsに1000を設定した場合、「INSUITE」/「ひびきSm@rtDB」が、それぞれ500に制限されます。
※rowsの値とは、maxSearchRowで設定された数値となります。
注意:設定する際は、ご利用環境のAPサーバにどの程度接続する余裕があるかを考慮し、お客様の環境・利用シーンに合わせて設定してください。
※パラメータ等の詳細につきましては、「Luxor_Ver.1.3.8_インストレーションガイド」のP.7「接続関連の設定」も参考にご覧ください。