サポートサイトに掲載されているLuxorのインストレーションガイドの、「起動後の確認方法」で「動作コマンドによる確認方法」が記載されていますが、「installCheck」を失敗してしまった場合に考えられる原因や対処方法を教えてください。
「installCheck」を実行し成功した場合と、失敗した場合のメッセージと対処についてご案内します。
実行コマンド例
# cd /root/luxor.2.0.0
# sh setup.sh -installCheck
「installCheck」に成功した場合
以下の出力がされます。
# installCheck SUCCESS!
「installCheck」に失敗した場合
エラーメッセージ1
権限チェックに失敗しています
installCheck failed. see ./installCheck.log
- 原因1
INSUITE(R)側の「luxor_allow_ip」設定ミス
- 対処1
Luxorのインストレーションガイド「Luxorインストールの前提条件」を参照し、「INSUITE(R) APサーバの設定」を見直す必要があります。
- 原因2
Luxor側の「setup.conf」中の「iseUrl」設定ミス
- 対処2
Luxor運用ガイド「Luxor各種ログ」の「[1] /var/log/luxor/luxor.logの出力例」の[1-1]の記載を参照し、対処する必要があります。
エラーメッセージ2
FileのDownloadに失敗しています
installCheck failed. see ./installCheck.log
- 原因
INSUITE(R)側のディレクトリ・ファイルのパーミッションミス
- 対処
「/home/DreamArts/data/luxor/access_check.txt」か「/home/DreamArts/data/temp/solr」のパーミッションを見直す必要があります。
以下、「installCheck」の失敗の原因となりやすい点となります。
- 「installCheck」成功後、画面上で作成したデータが検索できない場合、Luxorインストレーションガイド「Luxorインストールの前提条件」の下記項目を参照し、設定を見直す必要があります。
・INSUITE(R) APサーバの設定
・Sm@rtDB APサーバの設定 - Luxorの「iseUrl」に、複数のURLを設定することはできません。
INSUITE(R)サーバが複数台構成の場合は、ロードバランサのIPアドレスもしくはFQDNを指定してください。 - Luxorの「iseUrl」にINSUITE(R)の管理サーバを指定することはできません。
- INSUITE(R) Ver.3.3.0以降のインストーラ利用時は、Luxorのみサポート対象となります。INSUITE(R) APサーバの「conf_search_luxor.dat」の「engine」は、「luxor」に固定され、「namazu」に設定してもLuxorが利用されます。
- INSUITE(R) APサーバの「domain.dat」のパラメータと値の記載方法は、「PARAM=VALUE」または「PARAM[TABキー]VALUE」となります。セパレータにスペースは利用できません。