フィルタを使用して、外部Webアプリケーション側で使用しているURLの変換方法を指定したり、Javascriptの扱い方などを指定したりすることができます。
また、ポートレットを表示する際、ページ全体から必要な部分だけを抜き出すような指定をすることも可能です。
注意点
[基本設定]タブの[ページ形式]項目で、[フィルタを使用する]にチェックが入っていない場合は、[拡張設定2(フィルタ)]タブの設定自体が無効になるほか、選択ウィザードのボタンが表示されません。
項目・ボタンの説明
項目・ボタン | 設定内容 |
---|---|
タイトル | 基本設定で設定したポートレットタイトルが表示されます。 |
ターゲットURL | 基本設定で設定したターゲットURLが表示されます。 |
相対URLパスを絶対URLパスに変換する | 画像やリンク先が正しく表示されない場合に選択してください。 |
リンク先を新しいウィンドウで表示する | 外部Webアプリケーション側で設定されているURLリンクを、Webブラウザの別ウィンドウに表示します。 |
スクリプトを無視する | 外部Webアプリケーション側に含まれるJavascriptを無視します。 |
リンクに BASIC 認証ID を埋め込む | 出力するリクエストに外部Webアプリケーション用のBASIC認証IDを埋め込みます。ただし、IDが埋め込まれることによってセキュリティレベルが下がるため、使用には注意が必要です。 |
予約語を置換して出力する | 外部Webアプリケーション側のHTMLソースと、ポートレットのヘッダ・フッタHTMLソース内に、INSUITEのポートレット予約語があった場合は対応する値に置換してリクエストを出力します。 |
IFRAMEタグを無視する | 外部Webアプリケーション側のHTMLソースに含まれるIFRAMEタグを無視します。 |
コンテンツ指示パラメータ | [選択ウィザード]ボタンを押下すると [フィルタ選択]ウィンドウが開き、Webアプリケーションの表示範囲を指定することができます。 |
コンテンツ・ヘッダHTML | コンテンツ指示パラメータで範囲指定をした場合、コンテンツの先頭に挿入するHTMLを設定することができます。 |
コンテンツ・セパレータHTML | コンテンツ指示パラメータで複数の範囲指定をした場合、抜き出したそれぞれのコンテンツ間に挿入するHTMLを設定することができます。 |
コンテンツ・フッタHTML | コンテンツ指示パラメータで範囲指定をした場合、コンテンツの最後に挿入するHTMLを設定することができます。 |
一覧ボタン | 変更を破棄して、ポートレット一覧画面に戻ります。 |
更新ボタン | 変更を反映します。 |
プレビューボタン | 設定内容をプレビュー画面で表示します。 |
確認ポイント
コンテンツ・ヘッダHTML、コンテンツ・セパレータHTML、コンテンツ・フッタHTMLの使用について
コンテンツ指示パラメータで複数の抜き出し範囲を指定した場合に、何も指定しない場合は標準で縦に並びますが(コンテンツ・セパレータHTMLが<BR>のため)、横に並べたい場合などに指定します。
■横に並べる例
コンテンツ・ヘッダHTML:<TABLE><TR><TD>
コンテンツ・セパレータHTML:</TD><TD>
コンテンツ・フッタHTML:</TD></TR></TABLE>