検証環境のAPサーバ、管理サーバ、検索サーバ、ファイルサーバを、使用していない時間帯は停止したいと考えています。このうち管理サーバは、日次と月次で定期処理が行われていますが、定期処理を実施しない場合の影響と、定期処理にはどの程度の時間がかかっているのか確認方法を教えてください。
管理サーバでの日次処理は、一時ファイルの削除・ローカルのロックファイルの削除・ロックの強制解除・ログのクリーンアップ等、また月次処理は、保存期間を過ぎたデータの削除等を行っております。
※【管理画面】の[管理者ガイド]→[管理機能:システム管理]→[定時処理時刻の設定]からも、定時処理の内容の確認が可能です。
サーバを停止し、上記定時処理が実施されなくなった場合、データの削除が行われない等の懸念があります。各処理が行われなかった場合に想定される弊害として、以下等が挙げられます。
【日次処理】
- ログアウトボタンから正常にログアウトしなかった場合に残ってしまう一時ファイルが削除されず残り続ける
- 古いログファイルが残り続ける
- ロックファイルが残ってしまった場合、ロックファイルの削除ができないためロックされ続けた状態となる
- CSVユーザ・グループ連携時のエラー情報等が削除されなくなる
【月次処理】
- データ保存期間を過ぎたデータが削除されなくなる
- ユーザ・グループテーブルのINDEX再構築がされなくなる
日次処理や月次処理については、手動で実行することも可能ですが、手動実行で運用いただくような想定はしていないため、推奨しておりません。
また、定期処理にかかる時間に関しましては、ログから確認が可能となります。
以下ログを確認いただくと、毎時、日次、月次(1日のみ)の処理の start時間と finish時間が確認可能となります。
/home/DreamArts/logs/batch/daily.{YYYYMMDD}