※Luxor Ver.2.0系をご利用される場合は、Luxor Ver.2.0.3をインストールしてください。
リリース内容
製品名
- Luxor Ver.2.0.1
変更点・改修点
- Luxor Ver.2.0.1では、2件の不具合修正と、4件の機能改善を行っています。
- 詳細につきましては、リリースノートをご覧ください。
- 機能改善4件をご紹介します。
インデックスのデキュー処理をロックする仕組みを追加
概要
インデックス更新処理を実行している場合、検索速度に影響を与えてしまう場合があります。更新処理と検索処理のバランスを考慮するため、About画面よりインデックス更新処理のロック機能を操作できるように対応しました。
詳細
About画面おけるロック実施とロック解除方法について説明します。
項目名 |
初期値 | 説明 |
利用方法 |
---|---|---|---|
Indexing Switch |
ON |
インデックス更新処理の停止・再開を制御するパラメータ。デフォルトはONです。 ONに設定している場合、「Indexing Interval」項目が表示され、インデックス更新処理の間隔が指定できます。 |
ロックをかける場合、「Stop Indexing」ボタンを押下し、「Indexing Switch」をOFFに設定してください。OFFに設定を行うと、「Indexing Interval」項目が消えます。 また、ロックを解除する場合、「Start Indexing」ボタンを押下し、「Indexing Switch」をONに戻してください。 |
「Indexing Switch」をONに設定する場合に表示される「Indexing Interval」欄では、一件ずつのインデックス更新処理の間隔を手動で指定できます。
項目名 |
初期値 | 説明 |
利用方法 |
---|---|---|---|
Indexing Switch |
0 |
一件ずつのインデックス更新処理の間隔を手動で指定できるパラメータ。 「Indexing Switch」をONに設定する場合のみ表示される項目となります。 |
入力欄に処理間隔を指定し「Set Indexing Interval」ボタンを押下すると、指定値が反映されます。 数値範囲には制限ありませんが、0~1000の整数値設定が推奨。単位:ms(ミリ秒)。 |
About画面のIndexing欄(Indexing Switch=ON)
About画面のIndexing欄(Indexing Switch=OFF)
インデックス移行の設定ファイルconf.xmlにてすべての機能を一括指定できる「all」オプションを追加
概要
Ver.2.0.0にてインデックス移行ツールを利用する際、設定ファイルconf.xmlでは機能別の「Collection」指定しか対応していませんでした。 Ver.2.0.1より、「Collection」に全ての機能を一括指定できる「all」オプションを追加し、すべての機能のインデックス移行を行うことが指定できるように改善しました。
詳細
設定ファイル:/root/luxor.2.0.1/luxor-tool/conf.xml
親パラメータ:Collection
パラメータ | 初期値 | 説明 |
---|---|---|
name | 無し | 移行コレクションの名前、入力の値は「all」の時に、すべてのコレクションを移行することが指定できます。 |
検索APIに検索該当総数の上限値制限を解除するためのignore_rows_limitパラメータを追加
概要
Ver.2.0.0以前では、設定ファイルsetup.confのmaxSearchRowにて、検索該当総数の上限値を一括設定していたため、機能ごとの最大件数は指定できませんでした。
Ver.2.0.1では、maxSearchRow指定の影響を受けないignore_rows_limitパラメータを追加しました。 ignore_rows_limit=trueに設定する場合は、検索表示件数のrows指定が検索結果に表示できるように改善されます。
詳細
ignore_rows_limit=指定なし
Ver.2.0.0以前のまま、設定ファイルsetup.confのmaxSearchRowの指定値に制限される。
ignore_rows_limit=false
Ver.2.0.0以前のまま、設定ファイルsetup.confのmaxSearchRowの指定値に制限される。
ignore_rows_limit=true
表示件数のrows指定が有効になる。ただ、rows指定がない場合、maxSearchRowのデフォルト指定を引き継ぐ。
インデックス最適化処理のステータスをAbout画面にて確認できるように対応
概要
Ver.2.0.1より、インデックス最適化処理の状況をAbout画面で確認できるように対応しました。
詳細
About画面「Core」欄の「Optimize Status」列より、機能ごとのインデックス最適化処理ステータスを確認することができます。
- 「Waiting」:最適化処理を実行していないことを表す
- 「Running」:最適化処理を実行中のことを表す
「Optimize Status」欄の表示